スクリーン1・ナチュラルギター スクリーン2・ピンクギター スクリーン3・トラ杢ギター スクリーン4・ブルーギター

クイント・ベース1st-20(最終回)

Posted by ビータのマツモト on 05.2013 クイント・ベース1st 0 comments 0 trackback
去年の6月から連載したこの記事も
ついに今回で最終回になりました。

この最終回を迎える前に、サイトのトップ
モデルさんと一緒に写っている写真が出たり、
フライヤーを作ったりして、
ブログだけ残ってしまった感じでした。


さっそくですが、まず全体の写真
making-bass-complete-01.jpg

ボディ部分
making-bass-complete-02.jpg

making-bass-complete-03.jpg
形は「クイント・ギター」を基にしていますが、
ベース用に新しく設計しなおしています。

着色無しの木目ボディに、赤ベッコウピックガード、ゴールドパーツが映えます。
ボディ色・ピックガードなどは他のギター同様、オーダーに応えられます。

お約束のスクロール部分
making-bass-complete-04.jpg
楽器の性能に全く関係ない部分ですが
ウチの楽器のアイデンティティでもあります。

ピックアップ、コントロール部分
making-bass-complete-05.jpg
今回は、「プリアンプ」を内蔵するつもりだったので、
解り易い例として、
スティングレータイプのハムバッカーピックアップを使いましたが、
プレシジョンベース、ジャズベースなどのピックアップや
プリアンプを内蔵しない仕様でも作成可能です。


ボディ背面
making-bass-complete-06.jpg
2ピースのアッシュ材に、電池ボックス(黒い四角)が見えます。
特に背面は、アッシュ材の木目がキレイに見えます。

ボディ背面
making-bass-complete-07.jpg
ボディ材は、アッシュの他に、アルダー、マホガニーなどの定番や、
入手可能であれば、他の材料でも作れます。

ヘッド表
making-bass-complete-08.jpg
今回のヘッド形状は、ウチでは久しぶりの新型です。
斜めから見ると、割と肉厚な立体感が味わえます。

ヘッド裏
making-bass-complete-09.jpg
ネック(グリップ)とヘッドの繋がり部分は、
強度を考慮して、肉厚になっています。

ボディ・ネックの接合部分
making-bass-complete-10.jpg
24フレット仕様とし、接合部はボディに深く接触するようにしました。
「木ネジ」ではなく「ボルト×ナット」を、
6本使って接合しています。


そしてようやく、
サイトに「クイント・ベース001」として掲載しました。
併せてご覧いただけたらうれしいです。

詳細ページ

壁紙ページ


新型エレキベース開発も、
なんとかここまで漕ぎ着きました。
ここまで付き合っていただき、
ありがとうございました。

完成後、ウチに遊びに来られた方々に試奏してもらったところ、
おおむね良好なコメントを頂いています。

さて、
作製の連載の最終回を迎えるときはいつも
肩の荷が半分降りて、
あと半分は次の連載が乗ってくる感じです。


次回の連載は
「クイント・シンラインギター」
です。

請うご期待で、よろしくおねがいします。


(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)


♪♪♪♪

ギターブログ人気投票、応援お願いします。

にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
にほんブログ村

ギターブログ

♪♪♪♪
スポンサーサイト

クイント・ベース1st-19

Posted by ビータのマツモト on 20.2013 クイント・ベース1st 0 comments 0 trackback
引き続きエレキベース開発記。

前回はパーツ組込みの準備でした。
今回は組込んでいきます。

まずはネックのペグ。
エレキベース組み立て
ゴトーのGB11W-GGというペグを使いました。
左3個、右1個の配列です。

取り付け後、裏から見るとこんな感じです。
エレキベース・ペグ

ペグを3:1の配列にしたのは、
70年代のミュージックマン・スティングレーが初めでしょうか。

ベースはネックが長く、
4個が直線に配置されていると1弦のペグが遠くて回しにくい事や
1弦がナットに近い方がテンションを掛けやすい事などから
3:1の配列は、良いデザインだと思います。


いよいよボディとネックを取り付け。
エレキベース作り

・・・の前に、ピックガードに
コントロール類を配線して取り付けます。
ESPシナモン

今まで作ったウチのベース(ミリンジェ・ベースが2本)と同様、
ESPの「シナモン」という回路を入れました。

これは、アンプに接続する前(プリ)に音を少しだけ増幅して、
音質(トレブル・ミドル・ベース)を積極的に調整できるものです。
9Vの乾電池を楽器内に仕込みます。

元々エレキ的には、こういう回路が入っていないものが一般的です。
ユーザーの好みによるので、
回路無しの仕様も、もちろん作れます。

ネックを付けて、ピックガードを装着。
エレキベース

ブリッジはペグと同じくゴトー製
303SJ-4GGというものです。


弦を張りつつ、ナットの溝を掘ります。
エレキベース・ナット

ナットの形を成形して磨き、
ネックの反りなどを確認しつつ、弦の高さ、オクターブ調整、
ピックアップの高さなどをジワジワ調整したら完成。


次回は完成お披露目編です。

(とはいえ、すでにウチのホームページのトップページに
和服の女性と共に写っちゃっていますけど…。)

(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)


♪♪♪♪

ギターブログ人気投票、応援お願いします。

にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
にほんブログ村

ギターブログ

♪♪♪♪

クイント・ベース1st-18

Posted by ビータのマツモト on 19.2013 クイント・ベース1st 0 comments 0 trackback
久しぶりにクイント・ベース開発記です。
昨年中に完結させるつもりでしたが、つい持ち越してしまいました。

前回は塗装の記事でした。
今回から2回に渡り、組込みの記事です。


まずは組込みの準備。

塗装が終わり、十分乾燥させてピカピカに磨いたら
マスキングテープを剥します。
エレキベースのネック
まずはネックから。

いきなりバリバリ剥がすと、
塗装した部分の塗料まで引っ張ってしまうかもしれないので、
テープだけ剥がれるよう、慎重に
境目の塗料を刃物で剥がしておきます。
エレキベース組み立て

その後、様子を見ながらゆっくりテープを剥します。
エレキベース塗装

ネックの状態(反りなど)を確認してから、
フレットの「摺り合わせ」、「フレット端を丸める処理」をします。
その後、フレットをピカピカに磨いておきます。


ボディも同様にマスキングテープを剥がしたら、
ピックアップ、コントロール部分が収まる穴に
誘導ノイズをシール(遮断)する導電塗料を塗ります。

塗る前
エレキベースのノイズ処理


塗った後
エレキベース・シール

しっかりシールするために少し厚めに塗り、
1日以上乾燥させます。

その後、ラベルを作って貼ります。
エレキベース・ラベル
このラベルには、楽器の誕生日(製造日)
モデル名、Ver番号、私のサインなどが入ります。

ウチの楽器には全てこのラベルが貼ってあります。
誕生日を記載すると、
より、楽器に愛着が湧くような気がしていますし、

オーナーさんに、うちの楽器を楽しんでもらいたい
ということもあります。

ちなみに私は以前、
同じ生まれ年の楽器に遭遇し悩んだ挙句、買いませんでした。
1970年製のフェンダー・ムスタング。オレンジ色。
私は、あまり後悔しない性格ですが、
これだけは「んあー惜しかったなー」と、今でも思っています。


次回は組込みの後編です。
長かった開発記も、そろそろ最終回を迎えます。

(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)


♪♪♪♪

ギターブログ人気投票、応援お願いします。

にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
にほんブログ村

ギターブログ

♪♪♪♪

クイント・ベース1st-17

Posted by ビータのマツモト on 06.2012 クイント・ベース1st 0 comments 0 trackback
ずいぶん間が空きましたが、
エレキベース、クイント・ベース開発記事を再開します。

前回は、塗装直前まで進みました。
今回は、塗装の巻です。


塗装方法の詳しい記事は、
過去の「クイント・ギターの開発記事」
クイント物語-31

から、-32~-33と重複しますので、そちらに任せ、
かいつまんで紹介します。


まず、最初の「ウッドシーラー」を吹いた状態。

エレキベース塗装


最初の塗装をすると、いままで地味だった木目が
ぐわっと立体的になり、
毎回のことながら、感動します。


今回は着色をせず、透明のラッカーでコートする仕上げです。
(ただ、透明とはいえ、ラッカー塗料の特性で
ほんの少し黄色っぽい色になります。)

ウッドシーラーの後は、木材の目止め。

エレキベース目止め
ウッドフィーラーを置いて、

エレキ塗装方法
指でぐりぐり摺り込みます。

目止めとは、
木材の導管(木が生きていたときに、水や栄養を送ってたパイプ)
にウッドフィーラー(とのこ)を摺り込んで
塗料が導管に吸い込まれることを防ぐための作業です。

これをしておくと、塗膜を薄くできたり、
完成後も塗面が安定します。
(木材の種類によっては、必要ありません)


次に、スクロール頂点のインレイ入れ。
インレイのサイズは、クイント・ギターと同じ、直径15ミリです。

インレイを置く前は
エレキベースカスタム
こうなっていて、

白パール(白蝶貝)なら
エレキベースボディインレイ
こんな感じ、

アバロン(メキシコ貝)なら
エレキベースアバロン
こうなります。

今回は、当初から想定していた通り、アバロンにしました。


同様に、ネックのヘッドにもロゴマークを入れます。

オッキオ・ミリンジェシリーズは、ヘッドに
ロゴマーク形の穴を掘って、厚みのあるマークを埋めたりしますが
通常のクイントは、タトゥーシールを貼ります。

bass-paint-07.jpg

bass-paint-08.jpg

自宅プリンタで作ったタトゥーシールを切り出して

ヘッドにペッタリ。
エレキベースロゴマーク

こういうところは、
小学生の頃のプラモ作りの経験が活きます。

完成すると、こんな感じ。

ヘッドロゴマーク

特に、今回のように、
初めて作る形状のヘッドにロゴマークが入ると
やっぱり感動します。


この状態から、
サンジング・シーラーを重ね塗りして
乾燥後、平滑に磨いてから、クリアを重ね塗りします。

今回、初めて私が塗装している姿の写真を用意できました。

エレキベース塗装

楽器塗装

ううむ。 私も初めて見ました。


そんなこんなで、
次回はパーツの組み込み。
完成間近になってきました。

(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)


♪♪♪♪

ギターブログ人気投票、応援お願いします。

にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
にほんブログ村

ギターブログ

♪♪♪♪

クイント・ベース1st-16

Posted by ビータのマツモト on 05.2012 クイント・ベース1st 0 comments 0 trackback
引き続きエレキベース、クイント・ベース開発記。

先日のブログ記事で完成写真を先行UPしてしまいましたが
開発記事は今まで通り、地味に進めます。


前回はボディとネックのジョイントの巻でした。
今回はネックの作業に戻り
フレット打ち込み~塗装準備の巻です。


さて、そのフレットを打つ前に
指板を削って、適切な形に成形します。

指板の長さ方向は直線であって、
それに対して横方向(フレットの長さ方向)は
約305R(12インチのR)の曲線
の面に成形するのです。

(指板成形の詳しい記事は「ミリンジェ・V3計画-17
をご参照下さい)


ギターよりもベースの方が長いので少々難しいのですが、
コツを掴むと、
どの部分をどれだけ削れば良い、
というところが見えてきます。

フレットを用意して・・・

bass-fret-01.jpg

bass-fret-02.jpg

最終フレット(今回は24)から
打ち込んでいきます。

bass-fret-03.jpg

その理由は、
最終フレットのあたりは、
ネックの裏が平面(ボディに勘合する部分)になっていて、
フレットを打ちやすいから。

どんなことでも、
まずは失敗しにくい所から始めてみると
全体的にミスが出にくいとおもいます。


フレット打ち作業の詳しい段取りに関しては
以前書いた「クイント物語-28

にありますので、
お時間があったらご参照ください。

ナットも付けて・・・

bass-fret-04.jpg

これでOK。

次に塗装の準備。
塗料が入って欲しくない部分に
テープを貼ってマスキングします。

bass-fret-05.jpg
(写真は、作業途中の状態です)

ボディも同様に・・・

bass-fret-06.jpg

この段階では、
コントロール/ピックアップのキャビティに
マスキングしていませんが
塗装工程が進んだら、マスキングします。

塗装用のハンドルを付けて

bass-fret-07.jpg

準備オッケー!

というわけで、次回から塗装シーズンに入ります。


(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)


♪♪♪♪

ギターブログ人気投票、応援お願いします。

にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
にほんブログ村

ギターブログ

♪♪♪♪
 HOME 

プロフィール

ビータのマツモト

Author:ビータのマツモト









日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

twitter 始めました。@VitaGuitalas

私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



最新トラックバック

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR