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クイント-シンライン・ギターの作り方-最終回

Posted by ビータのマツモト on 25.2013 クイント・シンラインギター 0 comments 0 trackback
今回で「クイント-シンライン・ギターの作り方」は
最終回です。

今回は「完成の巻」
ではさっそく、その様子を紹介します。

全体写真は
国産シンラインギター
こうなっています。

ヘッドは新型の6連ヘッド。
ギターヘッド

今までの6連ヘッドは
「スタインバーガー製」のを使うことに
していましたが、
これにより一般的なペグが
使用可能になり、
ヘッド(ペグ)の選択肢が増えました。

今回は私の趣味により
ゴトー製オープンバックギアタイプを採用。
ゴトーSE510
(ペグ品番:SES510-M05C HAP)

レトロな外観ですが、
「弦ポスト高さの調整機能」という
モダンな機能が付いており
ウチのコンセプトにも合うと思いました。

今回、ヘッド表面に
ストリングリテイナー
(1~2(3~4)弦の
テンションを調整するためのパーツ)
を付けていませんが
付けることも可能です。

ジャックの位置は
国産エレキギタージャック
「オッキオ」と同じ位置です。
通常の「クイント」は
ピックガードにジャックを付けますが
トップ板(スプルース)の振動を
妨げるような重いパーツを付ける事は
なるべく避けようとしたのです。

以前の記事で
今回の「クイント・シンライン」は
「クイント」と「オッキオ」の
アイノコみたいだと書きました。

ボディの裏も
国産エレキギターパネル
コントロール類をメンテするための
フタがあります。

ボディのトップとバックを貼り合わせるところや
ジャックやフタなどに
アイノコっぽい感じが出ています。

コントロール部分の写真
エレキ木製ノブ
マグネット・ピックアップ
(フロント位置)
リンディP90
の、ボリューム、トーンと、
ピエゾ・ピックアップ
ピエゾブリッジ
(ブリッジのサドル(コマ)に内蔵)
のボリューム、トーン。
それと、
ピックアップを選択する
スイッチ(3Way)です。

そしてボディの側面には
サウンドホール
シンラインギターサウンドホール

という仕様になっています。

もう少し詳しい仕様を、という方は
ビータギタラーズのサイト
をご覧下さい。


今年2月半ばから始めたこの
「クイント-シンライン・ギターの作り方」。
「連載準備号(00号)」を含めると今回で23回目。

大急ぎで連載してきたこのブログは、
今回で最終回となりました。

読んで下さった方、
ありがとうございました。

今回の「シンライン」作製は
私にとって
大きなステップになりました。

今後もクイント・シンラインを作るつもりですし、
他の新作の構想も、色々あります。

今後もお付き合いいただけたら
幸いです。


(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)

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クイント-シンライン・ギターの作り方-21

Posted by ビータのマツモト on 22.2013 クイント・シンラインギター 0 comments 0 trackback
連載してきました
「クイント-シンライン・ギターの作り方」
も、あと2回になりました。

前回は塗装の巻。
今回は、パーツ組込みの巻です。

今回も
過去に書いた連載で手薄だったところや
新しいことに絞って紹介します。

まずは、
ボディ裏の「弦止めブッシュ」の打ち込み。
裏通しエレキギター
フェンダー社が「テレキャスター」で
最初に採用した形式です。

打ち込む前に、
穴周辺の塗料を丁寧にサラっておくのが
コツです。

次に、裏フタのネジ部分。
ボディ側にナットを埋め込みます。
エレキパネル
写真は埋め込む前の様子。

このナットは、六角レンチで埋め込みます。
エレキギターコントロールパネル

埋め込んだ後は
エレキギター裏パネル
こういう様子で、
フタを閉めると
エレキギター銘木
こうなります。

この連載の17号で書きましたが
一般的な「木ネジ」は使わず、
ボルト×ナットにして
耐久性を増すことが狙いです。

ブリッジはピエゾPU付きのもの。
ピエゾ付きブリッジ
この連載の19号で
ブリッジに配線穴を明けましたが
完成すると、
その穴はコマ(サドル)に隠れて
殆ど見えません。

マグネット・ピックアップは
フロントの位置に1つ。
リンディーフレーリンP90
今回のシンラインは
リンディー・フレーリンの
P-90を使いました。

ピックアップは、
例えば「ハムバッカー・タイプ」など
リクエストに応じて変更することも可能です。
ただ、
ストラトキャスターのシングルピックアップ
(ピックガードに吊るタイプ)
などの場合、
エスカッションを考える必要が
出てくるかもしれません・・・。

んー。
いや、ボディにダイレクト付けでもイイのですが、
私はレトロっぽいのが好きなので・・・。
お客さんのリクエストなら
もちろんやりますけど。

エスカッションというか、
小さいピックガードみたいな・・・
古いギブソンのES120T
みたいなピックガードっぽいのも
面白そうだと思います。


とりあえず組み立てた様子は
シンラインエレキギター
こんな感じです。

組み立て時には間に合いませんでしたが、
現在は
ゼブラウッド・ノブ
木製(ゼブラウッド)ノブが付いています。

今回はここまで。
次回は完成編。最終回です。

(この連載の過去記事の目次は、
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クイント-シンライン・ギターの作り方-20

Posted by ビータのマツモト on 21.2013 クイント・シンラインギター 0 comments 0 trackback
さて今日も
「クイント-シンライン・ギターの作り方」
です。

今回は塗装の巻。

塗装の事は、
過去の連載で何度か書いているので
詳しい記事は
ビータギタラーズPCサイトの
アトリエページ、
「クイントギターの作り方・塗装編」
を見ていただくことにしたいと思います。

塗装は・・・
ギター塗装

ギターペイント
こんなふうに塗っています。
昨年入籍してカメラマンが2人
(ウチ一人は私)になり、
自分が作業している写真を
見ることができるようになりました。

塗装の方法は、人それぞれだと思います。
天井から吊ってとか、
床と平行に固定したりとか。

私は、塗面に部屋の蛍光灯を反射させ、
どういうふうに塗料がノッているかを
観察しながら吹き付けます。

それには、どうしても
楽器に付けたハンドルを左手で持って
作業することになるので、
重いボディを塗るときは、
貧弱な筋肉がプルプルします。


さて、
今回のボディの裏側は
マホガニーという木材を使っています。
導管
(木が生きていたときに養分などを運んでいた管)
が大きい木なので
「フィーラー(との粉)」を摺りこんで
目止めをします。
ギター塗装の方法
このマホガニーはホンジュラス産。
加工前は気づきませんでしたが、
うっすら「杢」のある材料でした。

とはいえトップにしたくなるような
「トラ杢」などではなく・・・。
しかし、
フルアコースティック・ギター
(バイオリンなども)
は、トップはスプルース、
バックはバリバリ杢メイプル
という流儀があって、
フルアコの写真を見ると、
あー、後ろも撮って欲しいな
と思ったりして・・・

つまり、「うっすら杢」でも
スプルースの裏がそうなっていると、
やっぱりイイ気分なのです。


「サンジング・シーラー」塗布後の
磨き作業(↓写真)、
ギター塗装・サンジング

「クリア」の吹き付け作業、
そしてその乾燥後、
細かい紙やすり(耐水・#1500)に
石鹸水を付けて磨きます。
ギター塗装・水研

その後、
コンパウンドをつけて磨けば終了。
ギター組み立て

次回はパーツの組込み。
そろそろ連載もおしまいです。
いつも読んでいただいている方、
ありがとうございます。

つづく。

(この連載の過去記事の目次は、
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クイント-シンライン・ギターの作り方-19

Posted by ビータのマツモト on 19.2013 クイント・シンラインギター 0 comments 0 trackback
ええと。アレなんです。
今日も「クイント-シンライン・ギターの作り方」
です。

こんなに連日書くなんて。

ホントはマンガの事とか
そうそう、4月から地元の消防団に
入隊するんですよ敬礼。とか
最近暖かくてシモヤケが完治しましたよとか
いろいろ書きたい事があるのですが。

とにかく今日もシンラインギター行きます。

さて前回は
ボディのカドをRにしたりしました。
今回でボディ加工はおしまい、
最後の追い込みです。

まず、
ネックを止めるボルトの穴明けから。

通し穴をあけて
ボルトオンエレキギター

ボルトの頭が納まる穴も掘ります。
ボルトオンネック
ボルトはM6。
六角レンチで締めこむタイプで、
レンチのサイズは4ミリです。


次に、
ボディ裏に「弦を通す穴」をあけます。
エレキ裏通し
フェンダー・テレキャスター・タイプの
「裏通しタイプ」。
これは通常のクイントギターも同じで、
塗装後に
穴に弦のボールを止める「ブッシュ」を埋めます。

ブリッジも、
通常のクイントギターと同じなのですが・・・
今回のブリッジの「コマ(サドル)」は
ピエゾ・ピックアップ内蔵のものにします。

このコマは1弦分ずつ電線が付いているので
ブリッジに配線穴の加工をしなければなりません。

まずマスキングテープを貼って
エレキギターブリッジ加工
穴をあけるところをマーキング。

ドリルでグリグリ穴をあけ
ピエゾブリッジ加工

成形するとこんな感じに。
(四角い穴)
ピエゾ対応ブリッジ
元々あいている6つの丸い穴は
弦が通る穴です。

今まで、この「ピエゾPU」は
オッキオのVer.001

クイントのVer.004

にも付けています。

このピエゾPUについては
今まで弾いてくれた人によっては、
「面白いけど、ピエゾは要らないかなー」
という感想もありました。

確かに、
通常のマグネット式PUと同じアンプ、
同じセッティングでは
ピエゾの本領が発揮できない
ような気がします。

しかし
ステレオ出力にしてアンプを2台使い
マグネットPU用、ピエゾPU用
に分けて音を出すとけっこう面白いし、

(→ステレオ出力を紹介したブログ記事

今回は、
よりアコースティック・テイストのギター・・・、
コレの1本目にピエゾを付けないってのは
今までのラインナップの流れ的にも
不自然だろう、という感じがしていました。

また、
ピエゾPUのスゴイところは
「ナイロン弦」を張ってもOKなところ。
(通常のエレキPUは、鉄弦じゃないと音が出ません)
なので、ナイロン弦だと
どんなもんか実験してみたかったのです。

でも・・・、ナイロン弦を張ろうとすると
ナットの弦溝を拡げないといけないので・・・
まだ実験していませんが・・・。


さて。
後は、フロントPUの位置に
ピックアップの穴をザグって
エレキPUザグリ

ボディ全体を
紙やすりの細かい目(#400)まで磨いて
エレキギターボディ磨き

エレキギターバック

ピッカピカになったら
ボディの加工はおしまいです。

今回はここまで。
次回から塗装です。

つづく。

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クイント-シンライン・ギターの作り方-18

Posted by ビータのマツモト on 18.2013 クイント・シンラインギター 0 comments 0 trackback
引き続き
「クイント-シンライン・ギターの作り方」
の連載記事です。

前回はボディ裏フタの事でした。
今回もボディの加工を進めます。

まずはネックが勘合する部分の
ザグリ(穴堀り)
エレキギター作り方

この穴を「ネックポケット」といいます。

いつも(クイントギターやベース、
オッキオなど)のボディ加工は
このネックポケットのザグリ加工
から始めますが、
今回のシンラインは特別に、
空洞部分を掘り、トップ板を接着してから
ザグリました。


ザグリには「ルーター」という機械を
使います。
エレキギター・ネックポケット
テンプレートをセットして
ザグルと・・・
ネックポケットザグリ
こんな感じに。
写真は、
スクロールあたりの成形も
終わった状態です。


次に、ボディのカドを丸くする作業。
加工前は・・・
エレキボディR加工
こうなっていて、
刃の形がR状の刃物で・・・
エレキギターボディR加工
削ると・・・
ギターボディの作り方
こうなります。

ボディが箱型になっているので、
通常のクイント・ギターのように
大きなRにしたり、
コンターカットはできませんが、
奏者とギターの接触を
滑らかにする効果はあります。

また、カドを丸くする事は
全体の見た目(デザイン)にも
影響することですし、

ピンポイントで言うと
私は特に、
ボディ右上と右下の尖った部分
(カドを丸くしてできた「曲面」が
接合する部分)
が好きです。


ちなみに
トップ板に「スプルース」を使ったギター、
殆どはアコースティックギターに
なると思いますが、
そういったギターのカドには
「バインディング」という
フチドリが接着されます。

なので、それに慣れている人は
「うわー、スプルース・トップでRかよー」
と思うかもしれません。

実際に完成したのを私が見たところ、
うん、「R」もアリ。
だとおもいました。

今回はここまで。
次回でボディ加工が終わります。

つづく。

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プロフィール

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Author:ビータのマツモト









日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

twitter 始めました。@VitaGuitalas

私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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