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グラビア写真集の製本-07(最終回)

Posted by ビータのマツモト on 10.2013 オリジナル写真集 0 comments 0 trackback
連載7回目の今回は
いよいよ完成品のお披露目です。

この写真集は元々、
サイトのトップページ
用に2007年から撮りためた写真をまとめたものです。

(現在のトップ写真は最近撮ったので、
この写真集には含まれてません。
もしVol.2が作れるなら入ると思いますが、
ペース的に、
うまくいってあと5年くらい先になると思います)

まず表紙
写真集製本・07-1


写真集製本・07-2


写真集製本・07-3

ハードカバーの装丁は
同じ草原で撮った写真を2枚合わせて
表裏に統一感を持たせました。
こういう写真を偶然撮っておいて
ラッキーでした。

サイズ=A5-w(ワイド)、短辺、左綴じ
ハードカバー仕様
ページ数=52 本文の写真点数=57枚
本文=インクジェットプリント
(紙厚=0.23ミリ マット紙)

表紙を開くと「見返し」があり、
写真集製本・07-4
オフショットなどをコラージュしました。

さらに開くとタイトルがあり
写真集製本・07-5

本文になっていきます。
写真集製本・07-6

写真集製本・07-7

写真集製本・07-8

写真集製本・07-9

写真集製本・07-10

写真集製本・07-11

「本文」とはいえ、
文章(詩?)やギターの説明などは
一切入っていません。
最後のページに、
写真集の印刷時期や
カメラマンさんの名前を入れた程度です。

最後に見返しがあります。
写真集製本・07-12
表側の見返しとは、少し内容が違っています。
また、見返しのコラージュ写真は
私が撮影したものから選びました。

ということで、
最初の試作1冊(昨年末に作製)と、
それから写真の順番や配置を少し修正して
なんとか10冊つくりました。


さて、この10冊を、
来週、5月18~19日に開催される
東京ハンドクラフトギターフェス
の会場にて、販売する予定です。

価格は、本には3,800円と印刷しましたが、
フェス特価、3,500円です。

ほんとうならば
モデルさんをやってくれた友人や
カメラマンさんには
お礼としてプレゼントしたい気分なのですが、
今回は色々な事情でムリでした。

印刷、製本を外注できれば
冊数も増え、そういった余裕がでると思いますが…

現状、そもそも、そういう投資ができませんし、
そもそも無名のギターブランドの本が
易々売れるほどアマくないだろうね
と思うのです。

しかし一応、一歩進んだ気がしていて、
なにかに繋がればよいなとおもっています。

写真集製本・07-13

以上、
オリジナル写真集・自作製本の顛末でした。

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グラビア写真集の製本-06

Posted by ビータのマツモト on 09.2013 オリジナル写真集 0 comments 0 trackback
短期集中連載の
オリジナルギター写真集の製本の記事。

前回は本文が仕上がったところまで。
今回は表紙を接着して、いよいよ完成です。

まず、表紙・ハードカバー部分を作るところから。
この連載の「-04」の見返しのところでも書きましたが、
ハードカバーを覆う紙はとても大きいので、
自宅のプリンターで印刷することはできません。

「見返し」はホームセンターで印刷(11枚)
してもらいましたが、
ハードカバーの紙は、そのホームセンターでも
ムリでした。

ということで、いっそ
いつもフライヤーでお世話になっている印刷屋さんに
お願いしました。
写真集製本6-1
どーん、と到着してみて、
「ああ、これはモハヤ後戻りできないよね」
と実感しました。

サイズはB3で、1枚で2冊分取れます。

次にハードカバーの芯になる厚紙を用意して
表・背・裏のサイズにカットします。
写真集製本6-2

厚紙のカドは、
紙やすりで少し丸く(縁を面取り)しておきます。

厚紙は、色々考えたり
ホームセンターなどを探索してみたりした結果、
100円ショップの「色紙」が
サイズ、値段的にジャストであることを
発見しました。

まず印刷した紙を、厚紙にフィットするように
折っておきます。
写真集製本6-3

折り重なるカド部分を、事前にカット。
写真集製本6-4

接着の予行演習を十分やった後、
水で適量薄めた木工ボンドを塗ります。
写真集製本6-5

空気が入らないよう、
ヘラ(ホームセンターの調理器具コーナーで購入)で
しごきます。
写真集製本6-6

折り返し部分にもボンドを塗って
写真集製本6-7

接着。
写真集製本6-8

これでハードカバー部分が完成しました。

最後に、本文とハードカバーを接着します。

やはり十分に予行演習して…
写真集製本6-9
イメトレ。

製本してみた感じ、この工程が一番難しいです。
ここまでくるのに手間が掛かっているので
ここで失敗すると
すさまじい挫折感に襲われるとおもいます。

背と表紙の間に「みぞ」を付けるのですが、
この「みぞ」を考慮して
見返しと表紙を位置決めして接着しないといけなくて、
さらに本文と表紙を真っ直ぐ貼るのが
難しいのです。

しかしビビッていても、どうせ進まないので
写真集製本6-10
ズバッとボンドを塗り、
写真集製本6-11
バシッと接着して
写真集製本6-12
押さえて放置。

このまま接着剤が乾いたら完成です。

厚紙の片面だけ、ボンドを塗って接着し放置すると
紙が反ってしまうことがわかりました。
なので、なるべく一日で両面、
つまりハードカバーを作って、ボンドが少し乾いたら
なるべくすぐに本文(見返し)とハードカバーを接着し
反りを相殺するのが良いみたいです。

次回は最終回。
写真集のお披露目です。

(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)

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グラビア写真集の製本-05

Posted by ビータのマツモト on 07.2013 オリジナル写真集 0 comments 0 trackback
短期集中連載中の、写真集製本記事。

前回は見返しを接着したところまででした。
今回は「背固め」をします。

まず用意するのは、ホットメルト接着剤。
写真集の製本5-1
この接着剤は
ギター作製では使わないので
初挑戦です。

これを本の背中の凹凸に…
写真集の製本5-2
特に、接着剤が凹みにしっかり充填されて
平らになるように、
接着剤を溶かしながら均一に伸ばします。

思ったよりもコントロールしやすくて
やっているうちに
接着剤を溶かすのが楽しくなってきました。

もし接着剤に電気の絶縁性があるのなら、
エフェクターの自作などで、
基板の保護に使えるかもしれません…。

さて、
その後、適切に切った和紙を置き
写真集の製本5-3

その上からアイロンを当てて
写真集の製本5-4
接着剤を溶かして和紙を接着します。

さらに寒冷紗を接着。
木工ボンドを塗って
写真集の製本5-5

ぺたっと貼ります。
写真集の製本5-6

和紙の、ホットメルトで接着できていない部分にも
木工ボンドを塗って接着。
写真集の製本5-7

これでずいぶん本の強度が上がった気がします。

「しおりひも」は付けないので
次は「花布(ハナギレ)」を用意。
写真集の製本5-8

ハードカバーの本を観察すると、
たしかにこういうパーツが見えますが、
なんで付いているのか、
どうやって付けているのかが
それまで分りませんでした。

これは飾りで、
接着した部分を見せないようにするため
らしいです。
今回の写真集は
ハードカバーの正統派で作りたかったので
付けることにしました。

寒冷紗と花布は
手製本工房MARUMIZU-GUMI
というところから買いました。

こういうものがネットで
簡単に手に入る時代で良かったとおもいます。

花布に木工ボンドを付けて
写真集の製本5-9

接着。
写真集の製本5-10

写真集の製本5-11


今日はここまで。

今回の作業は、本の完成品を見ても
見えない部分です。
作業をしてみて、
へーなるほどねーと感心した工程でした。

次回は、いよいよ表紙を接着します。

(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)

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グラビア写真集の製本-04

Posted by ビータのマツモト on 06.2013 オリジナル写真集 0 comments 0 trackback
引き続き写真集製本の記事です。

前回は、本文の背を仮接着しました。
今回は、「見返し」を接着します。

まず、仮接着が終わった本文の縁を整えます。
ちゃんとした製本所では多分、
裁断機でバッサリするのでしょうが、
うちにはそういった高級品が無いので…
写真集の製本4-1
板に紙やすりを貼り付けて
直角にスリスリします。

この「板×紙ヤスリ」の方法は
ギター作製の応用です。
私の本業(ギター作製)でも、
大手の工場には「あって当然」の機械が買えないため、
アイディアと時間をかけて乗り切ることが
よくあります。

次に背中(仮接着した部分)に切れ目を入れます。
10ミリ間隔でマーキングし、
写真集の製本4-2

「バンドソー」という
やはりギター作製に使う電動帯ノコギリで
写真集の製本4-3
深さ2ミリほどの切れ目を入れます。
すると
写真集の製本4-4
こんな感じに。

仮接着をしていた理由は、
この「紙ヤスリ」「ノコギリ」の工程中
束を保持するのがラクになる、ということもあります。

ノコギリの工程は、
凹凸にすることで紙束とボンドとの接触面積を増やし
強度を上げるためです。

ちなみにバンドソーの使用は
「自宅製本の流儀」としては反則かもしれません。
製本方法を紹介したサイトなどでは
「金ノコ」とかで切れ目を入れていました。

さて「見返し」ですが…
私は製本を調べるまで、
「見返し」というパーツに注目することが
ありませんでした。

「見返し」とは、
本文とハードカバーをつなげる役目のもので、
この写真集の場合、
A5を横につなげたサイズになります。
(A5を縦につなげたサイズはA4)

このサイズは自宅プリンターで印刷できません。
よって、とりあえず
写真集の製本4-5
大きな印刷機がある
アート材料も扱っているホームセンターにデータを持込み
今回の10冊(+前回の1冊)分だけ
A3でプリントしてもらいました。

見返しは、1冊に表側と裏側の2つが必要です。
なので、表・裏それぞれ写真のコラージュを変えて
A3の上下に配置し、
真ん中で切断して作りました。

写真集の製本4-6
表用

写真集の製本4-7
裏用

後で説明しますが、
ハードカバーを覆う紙はこれよりももっと大きく、
ホームセンター印刷ではムリがあったので
いつもフライヤーをお願いしている業者さんに
頼んでしまいました。
もし次回増刷するときは、
見返しも業者さんにお願いする予定です。

さて、この見返しを中央で折って(谷折)
写真集の製本4-8

本体の背に、幅2ミリほどノリを塗って
写真集の製本4-9

見返しを重ね、クランプで押さえて
写真集の製本4-10
半日ほど放置すると
写真集の製本4-11
こうなります。

初めて作った1冊(試作)のときは、
この段階までで、相当な感動がありました。
おお、本ってこうなってんのか、と。

今日はここまで。
次回は「背固め」です。
つづく。

(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)

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グラビア写真集の製本-03

Posted by ビータのマツモト on 05.2013 オリジナル写真集 0 comments 0 trackback
昨日から再開した写真集製本の記事。
今回は、本体の背中を仮止めする作業です。

ギター作製を学んでみたら、
それまで、18年もギターを持ち、
熱心に雑誌も読んでいたのに知らない事が多くて
いろいろ感心しました。

本は時間を考えるとギター以上に身近でしたが
製本をしてみたら、
本ってこういうふうになっていたのかと
やはり感心しました。

今回作るのは、ハードカバーの本です。

元々、大切に保管したい本は
やはりハードカバーで欲しいと思っていたし、
何より
ロマン・ポランスキー監督の映画
「ナインスゲート」(ジョニーデップ主演)
を最近見直してみたら
話の核になる古い稀少本がすっごくカッコ良くて…
革で作るカバーはムリだけど
やはりハードカバーがイイと思ったのです。


前回は、プリントした本文を
切断したところまででした。

ページを間違えないように揃えて
写真集製本3-1

自作した「押え台」に…
写真集製本3-2

本の背がこちら側になるように、
ズレないようにセットします。
写真集製本3-3

最初の1冊(試作)のときは
大きなクリップで止めましたが、
紙のズレや、
紙に残るクリップが噛んだ痕が気になっていました。

試作の時に、
とにかく接着さえうまくいけば
キレイに仕上がるということが分りましたので

10冊くらい作るなら、
ギターの治具を作った端材で
簡単な台を作っておこうと思ったのです。

紙の束のズレを矯正したら、上から板を載せて
写真集製本3-4
クランプで固定します。

この状態で本の背を仮接着します。
写真集製本3-5

この仮接着は、
製本を紹介した本やサイトには書いていませんが、
次の工程の作業がしやすいし、
本の強度も上がるので
過剰だと思いつつ、やることにしました。

接着剤を用意。
写真集製本3-6

水を適量加え、薄めます。
写真集製本3-7

接着剤は「速乾」ではない、
普通の木工接着剤を使いました。

1枚ずつめくり、
接着剤を塗布(幅2ミリほど)して
写真集製本3-8
しっかりシゴいて、くっつけます。
この作業を手早く全ページやったら
写真集製本3-9
板を挟み、クランプで固定。

台から外して、放置します。
写真集製本3-10


今日はここまで。

次回は「見返し」を接着します。
つづく。

(この連載の過去記事の目次は、
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Author:ビータのマツモト









日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

twitter 始めました。@VitaGuitalas

私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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