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クイントベースVer.002、その6-完成編(完結)

Posted by ビータのマツモト on 28.2014 クイント・ベースシリーズ 0 comments 0 trackback
連載してきました
クイント・ベースVer.002の紹介記事。

前回の組み込み編 に続き、
今回は完結・完成パーティ編です。


まずは全体図。
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-01

ホントは南の島で撮影したかったんですが。
でも一応、波の音は聞こえてきそうだし
贅沢は言えません。

ではヘッド側から。
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-02

ヘッドの形状は
「クイント・ベース」から始めた形。
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-03
おかげさまで先日のフェスでも好評でした。

表面にボディと同じ材料(タモ)を貼り、
同じ色で塗装してあります。

ロッドカバーは
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-04
青い板を挟み、その上に
バースアイメイプルの薄板を表に貼ってあります。
ちなみにカバーのサイズは
ギター(オッキオ・ミリンジェ)と同じです。

ヘッド裏もブルーバースト
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-05
ペグはゴトー製です。

ヘッド側面は着色せず
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-06
グリップ部分からの辻褄を合わせ、
メリハリを付けています。

グリップ部分には
青い板を貼り合わせたラインを見せています。
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-07
この板は木を青く染色した素材。
ヘッド裏の青(着色)に繋がるような演出です。

その青ラインは
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-08
やはりボディ側面~裏の濃い青色に繋がり、
辻褄が合う格好になっています。

また、その青い板は
指板とグリップとの間にも挟まれています。
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-09

ウチのオッキオ・ミリンジェは
大抵こういった手法を用いて
カラーライン演出をしています。


次にボディ。
スクロールの頂点には
半球(ドーム型)のターコイズ。
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-10

国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-11


ピックアップはEMGのPJセット。
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-12

国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-13

ピックガードはオイルフィニッシュしてあります。

コントロールのツマミはアバロン・トップ。
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-14

背面には
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-15
ネック止めボルトが6本と
バッテリーボックス。

バッテリーは
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-16
Wタイプです。

Wタイプを1つの回路に使う場合、
9Vを並列にして長持ちを狙うか
直列18Vにして迫力を出すか
という選択があります。

18Vにすると
アンプの種類や使い方によっては
アンプが壊れてしまうんではないか
という恐れがありますが、相談の上、
お客さんの要望で18V仕様になっています。


という事で、短期連載の
クイント・ベースVer.002の記事は
これにておしまいです。
国産オリジナルエレキベース・ブルーバースト-17


今回の連載の様に、短期で詰め込むと
作業工程をかなり省略する事になります。
もし、もっと詳しい事を知りたい場合、
ビータギタラーズのサイト、アトリエページ
に記事がありますので
ご参照ください。

また機会があれば
他のギター・ベースも紹介したいと思います。


ビータギタラーズ・サイト
クイントベースVer.002のページはこちらです。
より詳しいパーツの仕様などを掲載しています。

(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)

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クイントベースVer.002、その5-組込み編

Posted by ビータのマツモト on 27.2014 クイント・ベースシリーズ 0 comments 0 trackback
引き続きクイント・ベースVer.002の紹介記事。

前回の塗装編 に続き
今回は組み込み編です。

まずはピックガードから。

ウチの場合、自作しにくいパーツ
(ピックアップやペグ(糸巻き)・ブリッジなどの金モノなど)
は既製品を買う事になりますが、
自作できるモノは・・・特に
オッキオ・ミリンジェなど高級ラインには
オンリーワン感に拍車をかける意味でも、
なるべく自作するようにしています。

クイントのピックガードは大抵、
ピックガード材料として売られている板(樹脂製)を購入し、
ウチの形に作っています。
なので、元々自作に近いパーツですが、
今回は素材からオリジナルで行きます。

その素材は、ボディ材の端材。
材料をボディのサイズに合わせてスライスした時に出た
余りの板を使います。

エレキベース・ピックガード作製-01

ちなみにヘッド表面に貼った板も
これで作っています。

薄い板材を接ぎ合わせて大まかに切断した後、
テンプレートに沿わせてトリマーで整形。
エレキベース・ピックガード作製-02

完成すると
エレキベース・ピックガード作製-03
こうなります。

ここからカドを丸くしたり
ピックアップの穴を開けたり
エレキベース・ピックガード作製-04
コントロールの穴を開けたりします。

ピックガードがボディと同じ材料で作られていると
木目の統一感があり、
また、素材の存在感がより強調されるようです。

ピックガードは過去に
エレキベース・ピックガード作製-11
革で作ったこともあり、
将来、他の素材もトライしたいと思っています。

例えば彫金を施したアルミやブラス(真鍮)の板、
或いはステンドグラスやエポキシで成形した板など。
他にも板状のモノなら
西陣織や和紙など、うまく組み合わせ・加工・アレンジできれば
可能性がありそうです。

また、それら特殊なピックガードには
どんなボディ塗装・パーツが合うか、
などと考えるのはとても楽しい事です。



コントロールのツマミはお客さんと相談の上
エレキベース・ピックガード作製-05
アワビ(アバロン)をあしらったモノにしました。
ボディ色・木目にドンピシャな選択だと思います。

ボディのコントロール・キャビティに
ノイズ防止の導電性塗料を塗り
エレキベース・ピックガード作製-06

ネックのフレットをすり合わせ
エレキベース・ピックガード作製-07

ペグを付けます。
エレキベース・ピックガード作製-08

今回のパーツは極力ゴールド色にしました。
青とゴールドって合うし、
ロイヤルな雰囲気になる気がします。

ネックを仮組みして
エレキベース・ピックガード作製-09

ピックガードの、
ネック勘合部分の仕上げ修正などをして
エレキベース・ピックガード作製-10

各パーツの取り付け、ナットの弦溝切りや
電気関係の配線をし、
弦高さ・オクターブなど細かい調整が終われば
完成です。

(クイント・ベース作成に関しての詳しい記事は
アトリエページにあります)


という事で
組み込み編はここまで。

次回は完結、
写真てんこ盛り・完成パーティ編の予定です。


ビータギタラーズ・サイト
クイントベースVer.002のページはこちらです。


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クイントベースVer.002、その4-塗装編

Posted by ビータのマツモト on 24.2014 クイント・ベースシリーズ 0 comments 0 trackback
引き続きクイント・ベースVer.002の紹介記事。

前回のネック加工編 に続き
今回は塗装編です。

繰り返しますが今回のコンセプトは
ボディ色を「南の島の海」っぽく、
それに伴い、ネックやピックガードにも
素材(木材)の個性が際立つような
高級感を出すということでした。

いつも塗装は重要ですが、
(というか作成工程を通して重要じゃない工程は殆ど無いけど)
今回は着色塗装が仕上がりのカギを握る
といった感じです。


では作業の様子を。

ウチで行っている基本的な塗装方法は
ビータギタラーズ・サイトのアトリエページの
クイント~塗装ページ
にありますので
詳しくはそちらこご覧下さい。


まず、ウッドシーラーという
木材のヤニ止め、塗料の吸い込みを抑えるための
塗料を塗って乾燥。

エレキベース・ブルー塗装-01

その後、木材の導管に
ウッドフィーラー(「との粉」みたいなもの)をすり込み、
エレキベース・ブルー塗装-02

ボディを平滑にしやすくします。


ウッドフィーラー乾燥後、
サンジング・シーラーという塗料を塗り重ね、
乾燥後に表面を紙やすりで磨いて平滑にすれば
着色の為の下準備が整います。


目指す「南の島の海」にする為の着色塗料は2種類。
エレキベース・ブルー塗装-03

中心に塗る青は、
木材の元々の色の影響で緑っぽくなり、
外側に塗る青は、
白~肌色程度の木材ならば
その影響を受けにくく、
わりと塗料のままに塗れるものです。

まずは全体を着色。
エレキベース・ブルー塗装-04

ネックのヘッドも、
同じ塗料で塗っておきます。
エレキベース・ブルー塗装-05

ここまで塗った様子は
エレキベース・ブルー塗装-06
こんな感じ。

この後、外側の青を塗っていきます。
エレキベース・ブルー塗装-07

塗り終わると
エレキベース・ブルー塗装-08

エレキベース・ブルー塗装-09

こんな感じで、狙い通りの色になりました。

南の島の、
エレキベース・ブルー塗装-10

エメラルドな珊瑚礁~
~コバルトブルーな沖
みたいな色に加え、
ボディの木材「タモモク」の
生命の不思議からなる複雑な木目が
波のうねりを演出してくれている
ような感じだと思います。

という事で
塗装編はここまで。

次回は組み込み編の予定です。


ビータギタラーズ・サイト
クイントベースVer.002のページはこちらです。

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クイントベースVer.002、その3-ネック加工編

Posted by ビータのマツモト on 20.2014 クイント・ベースシリーズ 0 comments 0 trackback
引き続きクイント・ベースVer.002の紹介記事。

前回のボディ加工編
に続き
今回はネック加工編です。


さて、今回のコンセプトは
ボディ色を「南の島の海」っぽく、
それに伴い、ネックやピックガードにも
素材(木材)の個性が際立つような
高級感を出す、ということでした。

そこでヘッドはオッキオの様に
ヘッド表面に突き板を貼り
(角度付きヘッド)
ボディ同様の塗装をしたい、
さらにロッドカバーも欲しい
ということになりました。

オリジナルエレキベースヘッド-01
オッキオVer.007のヘッド


コンセプト編でも書きましたが
「クイント」シリーズは元々
素材費や加工手間を減らす設計で
始めています。

ヘッドもその思想に沿って
オリジナルエレキベースヘッド-02
フェンダーの様な、1枚の平板から
削り出せるような設計にしました。
(写真はクイント・ベースVer.001

もう少し両者の違いを詳しく書くと
オリジナルエレキベースヘッド-03

オリジナルエレキベースヘッド-04
二枚の写真共に
上=角度付きヘッドのネック
下=平板から削り出すネック
…です(ギターの例)。

平板から作るネックよりも
角度付きネックの方が
手間・材料費共にかかります。

ほんと、Ver.002で早くも逸脱しますが
今回は要望を満たすため
角度付きヘッドのネックで作ることにしました。

これはもはや
オリジナルエレキベースヘッド-05
ウチの最上位機種「ミリンジェ」のネックと
ほぼ同じになっています。

ズルズルと高級仕様になりましたが、
私のように独りで作っていると
生涯に作れるビータ楽器の本数は
たかが知れており、
だったら毎本、最高なのを作っておきたい
という考えが根底にあります。


では作成。

このネックの作り方は
「オッキオ」或いは「ミリンジェ・ベース」と
殆ど同じなので、
詳しくはビータギタラーズ・サイトの
アトリエページ
それぞれの作成方法のページがあります。


まず、ネック材は主材のメイプルを3枚用意し、
その間に青色に染色された薄い板を挟んで接着。
オリジナルエレキベースヘッド-06
(接着前の様子)

そのままの幅ではヘッドが作れない為、
同じメイプルの材料を側面に貼り付けます。
オリジナルエレキベースヘッド-07

ヘッド表面には、
ボディ材を厚さ調整する際に出た
端材を整形して接着。
オリジナルエレキベースヘッド-08
これでボディとの統一感が出ます。


指板の側面にはバインディング。
オリジナルエレキベースヘッド-09

ボディ同様、タモ材のバインディング。
こういう統一感も好きな感じです。

指板とネック材との接着。
オリジナルエレキベースヘッド-10

オリジナルエレキベースヘッド-11
クランプでしっかり圧着させます。

ネック元端の、ボディとの接合部分には
ナットを埋めます。
オリジナルエレキベースヘッド-12

オリジナルエレキベースヘッド-14
この加工は、いつも通りです。

グリップの整形、ペグ穴、全体の磨きなどなど
いろいろやると塗装直前。

オリジナルエレキベースヘッド-15
ヘッド表

オリジナルエレキベースヘッド-16
ヘッド裏にも、薄いメイプルの板が貼ってあります。
この部分も表面同様、
ボディと同じ青色に塗装します。


という事で
かなりの工程を省略しましたが、
ネック加工編はここまで。

次回は塗装編の予定です。



ビータギタラーズ・サイト
クイントベースVer.002のページはこちらです。
http://vita-guitala-s.com/Guitar-Line-qB-002.html


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クイントベースVer.002、その2-ボディ加工編

Posted by ビータのマツモト on 19.2014 クイント・ベースシリーズ 0 comments 0 trackback
先日から始めた
クイント・ベースVer.002の紹介記事。

前回のコンセプト編に続き
今回はボディ編です。


まず、ボディにどんな材料を使うか。

前回紹介した作例、オッキオ007の表面は
メイプル材で、元々白っぽい木肌です。
カスタムエレキベース-ブル-01
表面

カスタムエレキベース-ブル-02
裏面はマホガニー

今回も同様にメイプルを使えば
作例の様な見た目になりますが、
ボディ全体にメイプルを使うと
重量があって、音は硬すぎる
という傾向になってしまう恐れがありました。

リッケンバッカーの様に
全体にメイプルを使っている例もありますが…。
お客さんの嗜好で
音質や取り回しの事からメイプルはやめて、
フェンダーのベースでも使われている
アッシュ材で考えることにしました。

アッシュでも、杢が出ている木材があり
過去に作ったこともありますが
カスタムエレキベース-ブル-03
オッキオVer.005

カスタムエレキベース-ブル-04
オッキオVer.017

今回は以前から使ってみたかった
タモ、しかも貴重なタモモクの材料を選びました。
カスタムエレキベース-ブル-05

タモ(ヤチダモ)は、ジャパニーズ・アッシュとも呼ばれ、
アッシュに近い材料です。

音質も、アッシュに近い事が想像できます。

ちなみにタモは、身近には階段の手すりとか…
中でも「アオダモ」という種類は硬くて、
野球のバットに使われていたりします。


タモモクは、なんとも複雑な木目をしていて、
海の波に見立てるのに都合が良いと感じました。

天然の素材が持つ不思議な個性を
ギターのデザインと組み合わせると、
より面白いものが出来ると思っていて、
常に気にするようにしています。

今回は、たまたま良い材料が手に入ったので
お客さんの引きの強さを感じます。
また、
興味の無い人から見れば「単なる板キレ」に
投資できるお客さんの熱意に感謝です。


では作成。
ここからはいつもの工程です。

ネックが差し込まれる穴を掘り
カスタムエレキベース-ブル-06

外周をカットして
カスタムエレキベース-ブル-07
整形します。

コントロール部が収まる穴を掘ったり
カスタムエレキベース-ブル-08

ブリッジ下にメイプルのブロックを埋めたり
カスタムエレキベース-ブル-09
(この加工は、ベースのみ)

ピックアップが収まる穴を掘ったり
カスタムエレキベース-ブル-10

裏面にコンターカットを施したり
カスタムエレキベース-ブル-11

スクロールに石(今回はターコイズ)を埋めたり
カスタムエレキベース-ブル-12

…いろいろやって、塗装直前です。
カスタムエレキベース-ブル-13


もう少し詳しくは
ビータギタラーズ・サイト、アトリエページ
エレキベース クイントベースの作り方を
ご参照ください。


という事で
ボディ編はここまで。

次回はネック加工編の予定です。


ビータギタラーズ・サイト
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プロフィール

ビータのマツモト

Author:ビータのマツモト









日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

twitter 始めました。@VitaGuitalas

私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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