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ミリンジェ・V3計画-最終回

Posted by ビータのマツモト on 31.2012 ミリンジェ・V3計画 0 comments 0 trackback
ビータギタラーズ最高機種ミリンジェのVer:03、
ミリンジェ・ベース作製記。

今回は完成パーティー号なので、写真多め、
というかほぼ写真でお送りします。


M31-01-Electric-bass-guitar.jpg

まず全体写真。

ヘッドがデカイ印象がありましたが
組み立てて、離れて見ると
割とフツーなバランスだと思います。

ボディは、
トップに杢の出たパープルハート(ジャーマンカーブ加工)
センターにライト・アッシュ
バックもパープルハート(アーチ加工)
ソリッド構造です。

M31-02-Electric-bass-guitar.jpg

M31-03-Electric-bass-guitar.jpg

ネック側から見ると

M31-04-Electric-bass-guitar.jpg

こんな感じで、ボディのお尻側から見ると

M31-05-Electric-bass-guitar.jpg

こんな感じに。

光の加減で、
ボディ表面に施されたジャーマンカーブ加工の溝
(外周に沿って、溝が掘ってある形)と
その溝に連続したスクロールの盛り上がりが
クッキリ見えます。


ヘッドには・・・

M31-06-Electric-bass-guitar.jpg

ボディに使ったパープルハートを
薄くして貼り付け、
(ボディの端材をブックマッチ接着し、薄くしました)

M31-07-Electric-bass-guitar.jpg

トラ杢の栃の木で作ったロッドカバーにも
紫のラインを入れました。


スクロールの頂点には「スギライト」という
パワーストーンを埋め込み。

M31-08-Electric-bass-guitar.jpg

M31-09-Electric-bass-guitar.jpg


ボディのカッタウェイ部と
ネックジョイントの取り合いは
こうなっています。

M31-10-Electric-bass-guitar.jpg

ボディ裏のスクロール頂点には
アバロンとパール貝を二重にして埋め込み。

M31-11-Electric-bass-guitar.jpg

ボディ裏のアーチの様子。
ヘッドの裏は紫バースト塗装。

M31-12-Electric-bass-guitar.jpg

ネックはメイプル。
バリバリのトラ杢です。

M31-13-Electric-bass-guitar.jpg

指板は、マダガスカル・ローズウッドの
26フレット(22フレット以降はフレットレス)。


以上、完成したミリンジェ・ベースの紹介でした。

M31-14-Electric-bass-guitar.jpg


近々、サイトのラインナップページにも
詳細をアップする予定です。


・・・・・・・・・・・・・・・


去年の3月9日に始まり、震災をまたいで
ほぼ15ヶ月も掛かってしまったこの連載も
今回で最終回になりました。

お付き合いいただき、ありがとうございました。


この連載はウチのサイトのブログページ
目次が載っています。

過去記事にご興味を持たれた方は、
ご参照いただければと思います。



さて、次回から
新型エレキベース開発の連載を始めるつもりです。

現在、ネックの加工に掛かっています。

請う、ご期待で、よろしくおねがいします。



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ミリンジェ・V3計画-30

Posted by ビータのマツモト on 28.2012 ミリンジェ・V3計画 0 comments 0 trackback
ミリンジェ・ベース開発記。

前回はネックにパーツを付けたりしました。
今回はボディの組み込み編です。


まず、ボリューム・ポットや配線を格納するキャビティの、
シールド処理。

導電性のある塗料を壁面に塗ります。

エレキベース工房

塗り始め写真と、

エレキベース加工

塗った後。
フタの裏にも塗って・・・

カスタムエレキベース

楽器の誕生日や、私のサインなどを記載したラベルを
貼り付けました。
壁面にはアース線を接続しておきます。


今回は、
ESPの「シナモン」というプリアンプを内蔵し、
3バンドのイコライザーが使えるようにしました。

ベースプリアンプ

この後、
プリアンプのボックスを壁面に両面テープで止めたり、
配線をタイラップでまとめたりして
ノブを装着。

紫ベース

お客さんのセンスで、ゴールド/紫のノブ。
ボディ材が「パープルハート」という木材なので
ハマリすぎなくらいハマリです。

ピックアップはダンカン製

ダンカンスティングレーピックアップ

ブリッジはバダス

バダスベース2

共に、設計(発注)段階からの
お客さんの指示です。


ジャックのプレートは、
当初、プラスチックで作るつもりでしたが
他の所を鬼っぽく徹底的にやっといて、
いまさらそりゃーナイよねと思い

カスタムショップ

メイプルの板を
アイロンでジュワジュワ曲げて作製。
組み込むと・・・

メイプル加工

こんな感じになりました。


いよいよネックの仕込み。

ベースネック

アンカー埋め込み式ボルトの6点止でガッシリ固定し、
フタを閉めると

エレキベースボディ

すっきりスベスベ。

フタを止めるネジでアレコレ悩んだ挙句
ポリカーボネートのネジを採用。
透明でオシャレな感じになりました。

キャビティのフタも閉めると

ビザールエレキベース

アーチバック形状の背面は
こんなツルツル具合。


・・・ふう。
今回は写真てんこ盛りでした。

次回はいよいよ完成写真お披露目です。


つづく。


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ミリンジェ・V3計画-29

Posted by ビータのマツモト on 24.2012 ミリンジェ・V3計画 0 comments 0 trackback
長々と続けたミリンジェ・ベース開発記。
連載は、そろそろ最終回を迎えます。


塗装が終わり、仕上げの研磨をしたら
いよいよパーツの組み込み。
今回はネックの様子を紹介します。


まずは、
塗装前に施したマスキングテープを剥がす作業。

エレキベース塗装

一見、無造作に剥がしているよう見えますが、
テープが、
「剥がれないで欲しい部分の塗料」を引っ張らないよう
気を遣う作業です。

エレキベースのマスキング

無造作に剥がすと、
ネックのグリップ部分に塗った塗料まで
剥がれてしまうことがあるのです。

マスキングテープを貼る作業は、
剥がすときにミスしにくいよう
考えるのがコツで

例えばこの場合
テープ端が指板端から1.5ミリくらい内側になるよう
貼っておき、

ネック塗装

指板の、塗装が残った部分を
カッター刃などで丁寧に削ると、
キレイに仕上がるのでした。

この後、
ネックの状態(反りなど)やフレットを観察し、
もう一度
フレット以外の指板面にマスキングテープを貼って
フレットの摺り合わせをします。


他にも、マスキングした所を剥がして

エレキベースネック

いよいよパーツの取り付け。

ヒップショット・ロリポップ

ペグはヒップショットのロリポップ。
ツマミが丸くてオシャレ。
取り付けると

ペースペグ・ヒップショット

こんな感じに。

ヘッドが巨大に見えますが、
ペグを配置すると、背面では結構キツキツです。


次回はボディにパーツを組み込みます。


つづく。


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ミリンジェ・V3計画-28

Posted by ビータのマツモト on 01.2012 ミリンジェ・V3計画 0 comments 0 trackback
ずいぶん間が空いてしまった
ミリンジェ・ベース作製記事。

前回の27号は、1月25日付。
塗装の直前まで進んだところでした。


うっかり5月になってしまった、
ということもあり
今日から気を取り直して続けます。


まずはマスキング。
塗料を塗りたくない部分にテープを貼る作業です。

エレキベース工房

表と・・・

エレキベースカスタム

裏。

スクロールに付いている石(スギライト)も
マスキングします。

パワーズトーンスギライト


専用に作った「塗装用ハンドル」を付けて
片手で持ってみると

エレキベース塗装

重くて、筋肉がプルプル。

私は、右手に塗装ガン、
左手にボディを持って
吹き付け作業をするので
塗装テクニックに加え「筋肉」も必要になります。

とはいえ
ギターの改造は好きだけど
肉体改造は苦手なワタクシ、
今回、そんな大人の事情により
ハンドルを長めに作り、
ハンドルの端を、やや突き出た「おなか(腹)」に当てて
腕の負担を減らせるようにしました。

(なんというか「大きな旗を持って行進する人」
みたいになるように、というか・・・)

メタボを逆手に取った、大人の作戦です。


塗装の始めはコツが掴めませんでしたが
ハンドルの工夫もあり、
次第に大きさと重さに慣れました。


詳しい塗装工程は過去の記事(クイント物語-31号)に任せ、
今回は省略します。

過去の塗装工程の記事


今回の塗装では、木目をそのまま見せるため
着色は無しです。

塗料はいつも通り、
ウッドシーラー、サンジングシーラー、クリアの全てに
ラッカー塗料を使いました。

エレキベース作製

(写真は、サンジングシーラー塗装が終わり、
磨いているところです)


あ、「着色は無し」と書きましたが、
ネックのヘッドの裏だけ・・・

エレキベースヘッド
(着色前)

カスタムベースヘッド
(着色後)

紫色のバーストに着色しました。

ネックに紫色のラインを入れたので、

エレキベースネック
(写真は着色前の状態)

色のツナガリ・統一感も良い具合です。

ネックに紫色のラインを入れた工程の記事


塗装(クリア)が終わり、乾燥に充分時間をかけた後、
耐水ペーパー(#1500)で丁寧に手磨きして、
コンパウンドを使いバフ掛けしてビッカビカになったら、
いよいよパーツの組み込みです。


つづく。


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ミリンジェ・V3計画-27

Posted by ビータのマツモト on 25.2012 ミリンジェ・V3計画 0 comments 0 trackback
昨日に引き続き
ミリンジェ・ベース作成記事の
塗装直前のボディ写真です。


今回はボディ裏面(アーチ形状)、
昨日同様、写真大盛り(PC閲覧向け)です。

まずは以前の、機械で大まかに削った状態。

ハンドクラフト・ベース

それに対して、
磨きに磨いた仕上がりの状態は…

エレキベース・ボディ

こうなっていて、フタを外すと

エレキベース工房

こうなります。

この赤紫色は、木材そのものの色。
パープルハートという木です。
サツマイモのお菓子みたいで、
なんだかおいしそう。

このパープルハートは
削った直後は茶色っぽくて
紫外線に当るとこんな色になります。

正面からは…

エレキベース作製

エレキベース・オーダー

こんな感じです。

スクロール部分は…

スクロール

うずまき

以前に作ったミリンジェVer:01、02と
同じような形状です。

アーチ形状なので、
ボディの中心部分を頂点に、
ボディのヘリに行くに従って
山が低くなっていきます。

その、一旦低くなったところから
もう一度スクロールで盛り上がる、
というあたりが、一番難しく楽しいところで、
完成した様子は、自分でも見飽きません。

今回の最初の写真を見ていただくと、
機械では、ここの部分を削っていない
ことがわかると思います。

形が複雑なのでテンプレートを作りにくい、
という事もありますが、
手で、様子を見ながら削ったほうが
ミスが少ないだろうと考えた為です。

ツノの部分は

ベース・カッタウェイ

エレキ・アーチバック

こんな、
ちょっとふんわりした岡から
外周の溝にユルく落ちて
頂点でつながる感じです。

お尻のトンガリは

パープルハート

パープルハート材

オッキオの表面のお尻に似ている感じ。


今回はミリンジェなので
こんなふうに、手で成形する部分が多く、
例えば次回、
「数値的に寸分違わない、まっったく同じモノ」は
出来ないワケですが、

オッキオ、クイントに関しても
レベルの差はあれど、
厳密には1本づつ違うモノになります。

もちろん
楽器として成立しないモノでは全然ダメですが、
私が認める差ならビータギタラーズ的にOKです。

そんなこんなで
次回から、塗装に入ります。


つづく。


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プロフィール

ビータのマツモト

Author:ビータのマツモト









日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

twitter 始めました。@VitaGuitalas

私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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