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クイント物語-04

Posted by ビータのマツモト on 11.2010 クイント物語 0 comments 0 trackback
…前回からの続き。

(これは新型ギター「クイント」開発の連載日記で、
前回はウチの稼ぎ頭「オッキオ」のことまで。)


というわけで今回は
ようやくクイントのコンセプトです。


…の前に、前回、少々お金の話を書きついでに…
クイントの価格は25万~に決定。
それと、
クイントがうまく行って、色々な整備が終わったら、
オッキオは少々値上げします。ふふふ(笑)。



さて、色々考えて設計したオッキオですが、
オッキオには
「出来ないこと」 と、
「似合わないこと」がありました。



オッキオに出来ない事は…


ネックを接合する構造上

「フロントの位置(ネックのすぐ下)に、
ハムバッカー・サイズのピックアップを付ける」

ということが必須になるので、
シングル・サイズのピックアップは付けられません。

ギターピックアップ

4つの丸がネックを止めるネジ。 この上にピックアップが載ります。



ギターピックアップ比較

左の白いのがシングル・サイズ、右の黒がハムバッカー・サイズ。
ハムバッカーのサイズじゃないと、ネジが4本付けられません。

特別なプレートを作ればシングルも付けられなくもないし、
ピックアップを付けなくても木材などでフタを作ればイイのですが…。



後々詳しく書きますが、クイントはフロント位置にシングルも搭載可能。
というか、試作品は男らしさを演出して(ホントは費用の関係で)
フロント無し、リア・ピックアップ1発にします。




次に「似合わないこと」ですが
オッキオは高級っぽいがゆえ、
使い込まれてボロボロってイメージがしにくい…。

たとえばこー。

ジョーのテレキャス

先生っ!! ジョー・ストラマー先生っ!!

(の、テレキャス。持ってるのはベースのポールさん
Bob Gruen の写真集より)

先日、このギターのレプリカ
(「レリック仕上げ」と言って、
はじめから使い込まれた様な仕上げになってる)
が、
楽器屋さんに吊るされてるのを目撃した時、マジで買おうかと大いに悩み、
「本物に貼ってあるステッカーが、レプリカには貼ってないな」
というところに辛うじて引っ掛かり、買いませんでした。

もしコレの本物がオークションされたら、ヤバイです。
いっそ、心臓を売ってでも欲しいです。

そういえば、こういうタイプならステッカーも気軽に貼れます。
(ただ、クイントはラッカー仕上げなので、
マジ貼るときは覚悟してください)



ボロボロ、といえば、忘れられないのがこの写真。

ヴァンへレンギター
(プレイヤー別冊「THE GUITAR 4」より)

今でも、
月刊プレイヤーに掲載されたこの写真を
高校生の当時(20年以上前)、
穴が空くほど眺めていた時のことを思い出せます。


他にも、
スティービー・レイボーンやロリー・ギャラガーや
ハイラム・ブロックのストラトなど、
超カッコイイ、使い込まれたギターがたくさんあって

音楽の歴史を刻んできた
百戦錬磨の相棒的な雰囲気をかもしています。


テレキャスター
(プレイヤー別冊「THE GUITAR 6」の付録ポスター
このエスクワイヤの元オーナーはジェフベック)



ということでクイントは、

スタジオでライブで南国ビーチで、
タバコの煙やドライアイスのスモークや塩風や汗を浴び
トゲトゲのリストバンドやベルトのバックルでキズ付きながら

「柱のキズはオトトシの~」、という具合に人生の積み重ねと共に
思う存分暴れてボロボロになるのを楽しめるギターになる予定です。

塗装も、キレイにボロボロ(?)になりやすいラッカー塗料を使います。


クイントはコストダウン機なのと同時に
オッキオの守備範囲外を補完する狙いもあるのでした。


ふー。
毎回、長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。
コンセプト編は今回で終了します。


…つづく~。


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ビータのマツモト

Author:ビータのマツモト









日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

twitter 始めました。@VitaGuitalas

私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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