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クイント物語-07

Posted by ビータのマツモト on 21.2010 クイント物語 0 comments 0 trackback
…前回からの続き。

あらすじ…
…これは新型ギター「クイント」開発の連載日記で、
前回は大まかな加工予定、
というか「作り方マニュアルの話」でお茶を濁した程度でした。



さて、前回も書きましたが
私はネックの「指板」の加工から始めます。


まずは指板を用意。

ギター指板


今回は一気に3本作製するので指板も3枚。

作製する3本は、ボディ材のみ3種類の違う材料を使って、
他の材料は同じにします。
(ボディ色は違いますけど…)


指板は、3枚とも同じ「ローズウッド」という材料で
長さも同じです(フェンダースケール21フレット)。



最初の加工は、指板をテーパー状にすること。

テーパーというのは「先細り」って意味で、
1フレット側の幅が狭く(写真の左側)、
ボディ側に行くに従い幅が広くなるよう加工するのです。

ギター指板加工

加工後の写真


弾いているとあまり気にしないかもしれませんが、
だいたいのギターやベースは、こうなっています。



ところで
エレキギターが開発された1950年代頃の弦(セット)は、
3弦までフォークギターみたいに「巻き弦」で、
テンションがキッツキツだったみたいです。

その後、
もっと細い弦セットになってテンションが緩くなり
「チョーキング」などの
弦をグリグリゆすったりするテクニックが一般的になると…

50年代設計の指板の幅では、
演奏中に、うっかりハジの弦(特に1弦)が、
フレットから落ちてしまうこともあったりして。

ですので私は
指板の、ボディ側の幅を、少しだけ広めに設計しています。
(テーパーの率が大きい)


「弦落ち? そんなもん、テクでカバーするぜベイベー」
という粋(イキ)な方もいると思いますが
作る方としては、
できるだけ演奏しやすい方向に寄せておくのもマナー。


さらに、
フレットの端っこを丸くして、
指がフレットに当ったときに痛くないようにするのも
大人のマナーですが

ギターフレット

端っこを丸く加工する前

ギターフレット加工

加工後(オッキオ)

フレットの隅っこを丸くすると余計に弦が落ちやすくなるので、
やはり、最終フレット側の指板の幅を、少しだけ広くしておくのは
有効だと考えています。


このフレットのハジを丸くする加工、
「いや、フレットでバリバリ指を傷付けて
血を流しながら弾くのがパンクだべ」
という方には、まったく余計なお世話ですが、

そういう方には特別に切れ味良好な仕様もできます。

うそです。



今回も長文にお付き合いいただき、
ありがとうございます。
次回も指板の加工です。


つづく~。

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ビータのマツモト

Author:ビータのマツモト









日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

twitter 始めました。@VitaGuitalas

私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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