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クイント・ベース1st-04

Posted by ビータのマツモト on 21.2012 クイント・ベース1st 0 comments 0 trackback
クイント・ベース開発記。

前回は材料調達編でした。
今回からネック作製編。
今日は指板成形~ポジションマーク埋めの巻です。


設計するときも、作るときも、最後の調整も
一番気を遣うのは、
音程や弾き心地を決める「指板」周りのことです。

設計編で、
「設計は、ギターの中心ラインと、
それに交差するスケールラインが基準」
と書きましたが

もう少しわかりやすく言うと、
ほぼ全てのことは
「指板」が基準になります。


ギターの作り方は色々あると思いますが、
私の場合、
(特に1本目の試作時は)
私の中の基本に忠実に、
基準となる指板の加工から始めます。


まずは材料に「けがき線」を引きます。

bassguitar-finger-1.jpg

黒い板に線を引くときは、
黄色い芯のシャーペンを使っています。

この芯はクレヨンみたいに折れやすいので
芯の太さは0.7ミリ。

これは、
私がESPギター作製学校へ入学する前、
アコースティックギターの作り方を教えてくれた方が
やっていたことのマネです。


線から1ミリくらい外側を慎重に切断。

bassguitar-finger-2.jpg

その後、切断面を真っ直ぐに成形して
ナット部分の幅と終端の幅を図面通りにします。


次に、ポジションマーク埋め。

今回埋めるポジションマークは
直径5ミリの白蝶貝(ホワイト・パール)。

bassguitar-finger-3.jpg

ギターにはいつも直径4ミリのモノを使いますが
ベースのネックは長いので、
それよりもちょっと大きい方がバランスがイイかな
とおもいました。


指板に、マークを埋める穴を堀ります。
穴の深さは、貝の厚さ-0.2ミリくらい。

bassguitar-finger-4.jpg

写真は12フレットのあたりです。

こういった「穴明け作業」は
一見、簡単そうに見えますが
とても奥が深く難しい作業で
常に、精度の良いビット(ドリルの刃)が欲しいと思っています。


接着にはエポキシ系の接着剤を使い、
埋めてからクランプで押さえ、しばし放置。

クランプの押さえ面とポジションマークとの間に、
エレキのピックガードの端材を挟むと
クランプに接着剤がベタベタ付かなくて
イイ具合です。

bassguitar-finger-5.jpg

翌日には、こんな感じ

bassguitar-finger-6.jpg

しかし、エポキシ接着剤はヒケることがあるので、
エポキシ接着剤を使った部分
(他には、例えばロゴマークの埋め込みなど)
の加工は念のため、
さらに2~3日放置してからにします。

というかいつも
この状態まで行ったらネック本体の加工に移るので
自動的に何日も放置することになってしまいます・・・。


次回は指板の側面、
サイドポジションマークについてです。


つづく。


(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)


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日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

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私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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