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クイント・ベース1st-11

Posted by ビータのマツモト on 03.2012 クイント・ベース1st 0 comments 0 trackback
クイント・ベース開発記。

前回はコントロールを収める穴と
ネックを止めるボルトの穴を明けました。

今回は、ボディにチョイとひと手間の巻です。


さて、
たいていの弦楽器は、
各部位に、色々な種類の木材を組み合わせて作ってあります。

アコースティック・ギターならば
例えばネックにマホガニー、
ボディの裏と側はローズウッド、
ボディの表はスプルース、
指板はエボニー・・・

みたいに、
それぞれの部位の役割に適した木材を選ぶ
という感じです。


今回のエレキベースのボディは
やや軽量な「アッシュ」という木材。
柔らかく、軽めの材料です。

ネックはメイプルという、
ボディに使ったアッシュよりも硬くて重い木材。
この種類は、
古くから、バイオリンやチェロなどのネックに使われてきました。


ベース楽器の音を想像したとき、
ベースらしい音の延びや心地よい低音は
メイプルのような、硬くて重い木の方が
一般的に有利ではないかと思っています。

しかし重ければ良いというモノでもなく、
楽器らしい「鳴り」は軽い木材の方が出やすいだろうし、
重量がありすぎる楽器を長時間弾くのは、
たいへん疲れます。


ということで、プチ・ハイブリッドで・・・

bass-bridge-01.jpg

ブリッジの下に、メイプルのブロックを埋め込む事にしました。
埋めるメイプルは、ネックの端材から取っていて、
厚さはネック材と同じ23ミリです。

bass-bridge-02.jpg


ところで
エレキギター・ベースの構造に
「スルーネック構造」というのがありまして、
それは、ネックのメイプルがボディエンドまで
突き通っている、という意味ですが、

今回のは、ほんの少~し、それに近い・・・かも・・・ね・・・
ボディとネックとの接合面積も、ワリと長いし・・・
という感じです。


スルーネック構造とはいえ、
ピックアップの穴や、
特にギターのシンクロナイズド系トレモロブリッジ
を搭載しているギターは
ネックから連続している部分に大きな穴を掘ってしまうので
あまりスルーじゃないんじゃあーないか
とも思ったりします。

が、スルーネック構造は
ハイポジションでの弾き心地の良さや
ネック接合部の質量や強度、
ボディが単一の材料ではないという事で
利点がいろいろあります。

今回のウチのベースとは基本的に別モノ、という感じです。


とにかく、ブリッジの下に穴を掘ります。

bass-bridge-03.jpg

穴の深さは、ブロックの厚さより1ミリほど浅くしてあります。
埋めるブロックを置いてみると・・・

bass-bridge-04.jpg

こんな感じ。
ネック同様、ブロックにもトラ杢が入っていますが、
ブリッジを付けて完成すると、ブロックは見えません。

bass-bridge-05.jpg

クランプでグリグリ押さえて接着。

このとき、
ブロックと穴のクリアランス(隙間)を
うまく調整しないと、
穴の空気が抜けず、注射器のピストンみたいになって
ブロックが入りません。

それにビビッて隙間を空けすぎると
木材同士が密着しなくなって
音にも良くないとおもいます。

接着後、平らにすると・・・

bass-bridge-06.jpg


こんな感じで、今日はココまで。

次回は「ピックガード作製など」・・・です。


(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)


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日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

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私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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