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クイント・ベース1st-15

Posted by ビータのマツモト on 30.2012 クイント・ベース1st 0 comments 0 trackback
引き続きエレキベース、
クイント・ベース開発記。

前回はボディにコンターカットを施すの巻でした。
今回はネックジョイントについてです。


クイントはギターも、今回のベースも
フェンダー社にならって、
ネックとボディをボルトで止める方式です。

ただ、フェンダー社の多くの楽器は
50年代からの伝統で「木ネジ」を使っていますが、
ウチはボルト+ナット方式にしてあります。

bass-Neckjoint-01.jpg

左が伝統的な木ネジ
右がウチでやっているボルトとナットのペア。

これは家具などで使用される事が多いペアで
もし50年代にあったら、レオ・フェンダーさんも
コレを使ったかもなー、とおもいます。


ナットは

bass-Neckjoint-02.jpg

こんなふうになっていて、
グリグリと埋め込んで・・・

bass-Neckjoint-03.jpg

仮にボルトを入れてみると

bass-Neckjoint-04.jpg

こんなふうになります。


通常の木ネジでは、
ネック材に柔らかい木材(マホガニーなど)を選択すると
ねじ山がバカになってしまう恐れがあるので、
そういう場合は、
接着剤でボディとネックを止めることが多いと思いますが、

この「ナット埋め込み式」ならば
木材に食い込むネジ山の面積が格段に大きいので
しっかり止まります。


今回のクイント・ベースのネックは
このペアを6本使います。

bass-Neckjoint-05.jpg

以前連載した「ミリンジェ・ベース」も
この6点止めにしました。


今回のクイント・ベースを24フレット仕様にした理由は、
通常のネック(21~22フレット仕様)よりも
ネックを長くして
ネックとボディの接触面積を大きく取ろう、
という狙いもあります。

bass-Neckjoint-06.jpg

これがギターになると、ちょうど24フレットあたりに
フロントピックアップを設置したい事情があります。
しかし多くの伝統的なベースのレイアウトの場合、
24フレット仕様にしても大丈夫です。


私見ですが、このネック接合部の質量と面積は
強度の他に、音質にも影響があると考えています。

通常よりも質量のあるボルト・ナットを使い、
面積を広く取ることは
音の伸び(サスティーン)に、良い影響があるのでは
とおもいます。


また、
ネックの先端(ヘッド)が重い楽器よりも
少しでもネックの元端(ボディとの接合部)に
重心を寄せてある楽器の方が
演奏時の取り回しのバランスが良くなる
とおもいます。


さて今回でボディ加工のシーズンはおしまい。
次回、一旦ネックに戻って、フレットを打ったりして仕上げて
その後、塗装に入ります。


(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)


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日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

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私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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