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クイント物語-17

Posted by ビータのマツモト on 12.2010 クイント物語 0 comments 0 trackback
…引き続きクイント開発日記。

いよいよ今回でネック加工編は一旦終わりになります。


前回は、ネックの握り部分(グリップ部分)が
四角い断面のままで終わりました。


今回はその四角を、半丸に削っていきます。

というとまた機械が登場しそうな雰囲気だけど、
ウチではコイツ
ギター工房

いきなりコイツでゴシゴシ削り取っていきます。

コイツの名前は「南京カンナ」。

読み方によっては、
南の都にいらっしゃる女性の名前みたいだけど、
カッチカチのメイプルを、ごりごり削り取ってしまうカンナ。

ギターネック
ごりごり。


ギター作製というと、山の中のログハウス風の工房で
カンナとノミと手ノコで作る、というイメージかもしれないけど
クイント作製で、ハッキリとカンナを使う作業は
この工程くらいかもしれない。

(工場では、この工程も大型の機械を使うと思います)


ギターなどの弦楽器では、
トラ柄などの杢(もく)という模様の木(メイプルなど)が人気で
実際、材料そのものの値段も高いのだけども、
杢の出ている木は、加工もむずかしく

特に刃物を使うときは
杢のシマシマ模様が刃に引っ掛かって、
木の表面がモギレたみたいに凹んで
「うおおお、ブッ飛んじゃったよー」と孤独に嘆く事件が
しばしば起きるので

トラトラネックをゴリゴリするときは
いつもよりも気をつかいます。



ところで木材は、削ると反る(そる)ことがあって、
いきなり目標の形(仕上げの形)に整形してしまうと、
2~3日してから反ってしまい、
それをさらに削って修正すると
目標の形よりも小さくなってしまったりします。

(前記、杢の出ている木は、より反りやすい)


特にネックは長いので、一部分ではわずかな反りでも
全体でみると、ずいぶん大きな反りになってしまうことがあります。


なので、目標の2ミリくらい手前のネック厚で一旦やめて
できれば1週間くらいは放置して、反りを出してから仕上げます。


木工を始めた頃は、この時間のかかり方に呆然として
ドラえもんにタイム風呂敷を出して欲しいくらいでしたが
最近は少し馴れました。


クイントのネックの場合は、
ボディと合体する部分を整形して寸法が確認できれば
ボディの加工に移れるので

グリップの整形はゴリゴリ大まかに削って、一旦終了。


次回からボディ加工です。


つづく。


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ビータのマツモト

Author:ビータのマツモト









日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

twitter 始めました。@VitaGuitalas

私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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