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クイント-シンライン・ギターの作り方-05

Posted by ビータのマツモト on 24.2013 クイント・シンラインギター 0 comments 0 trackback
引き続き
「クイント-シンライン・ギターの作り方」です。

前回まででネック加工編はおしまい。
今回からボディ加工編に入ります。

表題にもある通り、
このクイントは「シンライン・バージョン」として
作りました。
日本製シンラインギター

テレキャスターのバージョン違いとして
「シンライン」は有名ですが、
「まあ、中身が空洞になっているんだろ」
とはわかるものの
そのボディ構造ってあまり知られていないのでは
と思います。

私も19歳の時にバイト代でフェンダージャパンの
テレキャスター・シンラインを買って
長年弾いていたものの、
34歳でESPギタークラフトアカデミーに入学し
自分でテレキャスターシンラインを作るまで
構造を知りませんでした。

現在の学校のカリキュラムは知りませんが、
私が居た頃は、
アコースティック科を選択すると
1年生の1本目はテレキャスターシンラインを作る
ことになっていたのです。

テレキャスターシンラインボディ構造
これはその時のテレキャスターシンライン。
ボディの「裏側」から空洞を掘っておきます。
このとき、
ピックアップやプリッジが載る部分(中央部分)は
掘らずに残して、
フタをするときに柱になります。

ひっくりかえして表側を見てみると…
テレキャスターシンラインボディ
すでにPUの穴などが開いています。

そして裏から板(同じ材料:このときはアルダー)
でフタをして、いろいろやって完成すると…
テレキャスターシンライン
こうなる、というスンポーです。

ネックの延長上(ボディの中心)に柱(ブロック)がある、
という構造は、
ギブソンのES-335のような
「セミアコースティック」に、やや近いかもしれません。

ウチで今まで作った
「セミアコースティック構造」の楽器に
ミリンジェVer,002」があります。
セミアコースティックエレキベース構造
これはエレキベースで、センターブロックには
マホガニーを使いました。

これがアコースティックギター
(いわゆるフォークギター)
だと
ドレットノート・Xブレーシング
こんなふうになっていて、
梁(はり・ブレーシング)はありますが
ボディの表板と裏板をつなぐ「柱」はありません。

写真では、ネックが付くあたりにカンナを置いてるので
わかりにくいですが…。


さて、クイント・シンラインは、
テレキャスターシンラインよりも
(或いはセミアコースティックギターよりも)
ブリッジ周辺の空洞を大きくして、

表側から空洞部分を掘り、
アコースティックギターの表板でよく使われている
「スプルース」でフタをする構造です。

さらに、スプルースの内側には
アコースティックギターのようにブレーシング(梁)を接着します。

狙いとしては、
よりアコースティックなニュアンスが出るようにしたい
ということです。


では、
次回からボディの加工に進みます。

つづく。

(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)

ビータギタラーズ・ホームページのアトリエページ
ブログを再編集してまとめた記事もあります。

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ビータのマツモト

Author:ビータのマツモト









日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

twitter 始めました。@VitaGuitalas

私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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