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クイント-シンライン・ギターの作り方-09

Posted by ビータのマツモト on 04.2013 クイント・シンラインギター 0 comments 0 trackback
引き続き「クイント-シンライン・ギターの作り方」連載記事です。

前回までで一旦、ボディの裏側の加工はひと段落。
今回から、ボディ・トップ(表面板)の話です。


フェンダー社の一般的なテレキャスター・シンラインでは、
ボディの裏から空洞を掘って、裏板を接着してフタをしますが
うちのクイント・シンラインでは、
ボディの表から掘って、表(トップ)板を接着します。

表板に選んだのは、
伝統的に弦楽器に使われている「スプルース」という材料。
アコースティックギター
(アコースティックギターの例)

バイオリンなども、トップ板はスプルースに決まっています。
クラシックに使われる伝統的な楽器では
音質的にもスプルース以外はゼッタイNG
みたいな雰囲気です。

また、
これもバイオリンやギター(弦楽器)の伝統ですが、
ボディのサイド・バックはメイプルやローズウッド、
そして・・・トップにスプルース
という組み合わせが多く、

どうもトップの板というのは、太鼓の皮みたいに、
音質に大きな影響力を持っているようで、
サイド・バックというのは、
ついでに太鼓で言うと「胴」に相当するのかもしれません。

そして、スプルースの音には、何か決定的に
人の魂をゆさぶるような
不思議な何かがあるようです。


ギターの場合はやや自由で、
トップ板にマホガニーやメイプルを使う事もあり、
それはそれで良い音がすると思いますが、
やはり基本はスプルース。

今回のシンラインは初号機ということもあり、
また、私もスプルースが大好きなので、
そうすることにします。


で、そのスプルースですが、
材料の状態では、
スプルース板
このように、2枚の板になっています。

これは厚い板を
本を開くようにスライスして拡げた状態で、
左右の板の木目が対称になっています。

まずは、この左右を
キッチリ接着しないといけません。


ウチのギター「オッキオ」でも
同じ事をやっています。

エレキギターブックマッチ接着
作製中のオッキオギター
左:ボディ・トップ  右:ボディ・バック

しかしこのときの板は、
たいていスプルースよりも硬い材料で、
厚さが18~20ミリくらい。
(接着後に15ミリに仕上げます)

よって、大型のクランプで
メイプルのブックマッチ接着
グリグリーっと接着できます。

今回のスプルース板は軟らかく、しかも厚さが5ミリ。
(接着後に3ミリに仕上げます)

とてもじゃありませんが乱暴なことはできません。
しかし接着するからには、
グイグイ押し付けたいところです。

ということで、
スプルースを接着する道具作りから始めます。

用意したのは「ハタガネ」
ハタガネ・ブックマッチ接着

ハタガネ・アコースティックギター

今回はここまで。
次回は、この「接着する道具を作る」の巻です。

つづく。

(この連載の過去記事の目次は、
ビータギタラーズWebサイトのブログページにあります)

ビータギタラーズ・ホームページのアトリエページ
ブログを再編集してまとめた記事もあります。

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ビータのマツモト

Author:ビータのマツモト









日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

twitter 始めました。@VitaGuitalas

私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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