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クイント物語-25

Posted by ビータのマツモト on 06.2010 クイント物語 0 comments 0 trackback
引き続きクイント開発日記。

今日から一旦ネックの加工に戻ります。


ボディの加工に移る前のネックは
「にぎり」の部分を大まかに削ったまで。
それを塗装できるまでに仕上げていきます。


ところで、まえまえからネックの形状について
オッキオは「への字」
クイントは「フェンダー社タイプ」と書いてきました。

しかしイマイチ解りにくいかもとおもっていたので、
写真を撮りました。

ギターネック比較
奥がオッキオのネック
手前が今回のクイントです。


ギターヘッド比較
ヘッドの部分を並べると、こんな感じ。
上がオッキオの「への字」、下がクイントです。


さて、
ネック仕上げ加工は主に、指板の裏(半丸の部分)、
いちばん奏者に接触する「にぎり(グリップ)」の加工で、
とても難しいのですが、

同じように難しいのが、
「にぎり」部分から、平面に移る部分。

具体的には、
にぎりとヘッド裏がつながるところ、それと
その反対側の、にぎりとボディ接合面がつながるところです。



世には、
「おれ、鎖骨がスキですね」とか
「おれは、二の腕ですかね」とか
いわゆるフェチなマニアが、いらっしゃるようですが、

私はネックの「つながり部分」が、
特に気になるタイプです。

この部分の加工には、たいへん神経を使い
なかなか納得できる形になりません。


一番スキなのは、フェンダーテレキャスターの…
テレキャスターネック

ヘッドの裏(1弦側)と「にぎり」との連続した曲線。

テレキャスターヘッド


んん、今回はフェチ的ベストなテレキャスが手元になく、
写真はギター作製学校で作った1本目で
ここに載せるには、いや、まったく不本意ですが、

もしテレキャスをお持ちの方は、ぜひその曲線美、
曲線部分のヘッドの薄さをご堪能いただきたいのです。


クイントのヘッド裏は
ギターヘッド

こんな感じです。



ペグ(糸巻き)は、オッキオ、ミリンジェでも使っている
スタインバーガー製。

通常のペグは、「ツマミ」がヘッドに対して並行に付きます。
(テレキャスヘッド参照)

設計のとき、ヘッドのフチから~ミリのところに穴を明けなければ
「ツマミ」がヘッド側面に当って回せなくなったり、
ギア部分がハミ出してしまう、という制約がありますが、


スタインバーガーのは、ツマミがヘッドの裏にあるので…
スタインバーガー

穴の位置が、ある程度フリーになり、
伴って、ヘッド形状も好き勝手にデザインしやすくなります。



ヘッドの反対側の端は、ボディとの接合部分になります。


フェンダータイプのネックは一般的に、
ネックを木ネジで止める方法が採られます。

ウチのギターは、オッキオ、ミリンジェ、
そして今回のクイントもネジ止め方式ですが、
使うネジを少々工夫しています。

ギターネックジョイント
左が、一般的なフェンダータイプの木ネジ。
右が、ウチで使うネジ、というか、ボルト×ナットです。

ギターネックネジ
ネックにナットを埋め込み、ネック×ボディをカッチカチに固定。


たまに、もし1940年代末頃、
このボルト×ナットが、市場に当たり前にあったら
レオ・フェンダーさんはコレにしたかな、
とか、無駄に思いハセったりします。



そんなこんなで、少々フェチトークで脱線しましたが
なんとなくネックの木工は終了とさせてください。
次回はフレットを打ったりするとおもいます。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。


つづく。


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日本発、新デザインギターブランド「ビータギタラーズ」の松本です。ギターのデザイン・制作、サイト管理、写真撮影、営業など独りでやってます。趣味は映画鑑賞と読書です。

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私が作った楽器で、みなさんが楽しくなって、気に入ってもらえますように。



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